「ジープラン G-PLAN リチャード・ヤング Richard Young Group3 ヴィンテージ ワードローブ」を買取させていただきました

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ジープラン G-PLAN リチャード・ヤング Richard Young Group3 ヴィンテージ ワードローブ

イギリスにおいてミッドセンチュリーを象徴するブランド G-PLAN (ジープラン) による Richard Young (リチャード・ヤング ) デザイン、Group3 (グループスリー) シリーズのワードローブです。

シンプルで実用的なワードローブ。すっきりとしたデザインに取っ手がアクセントとなり、余計な装飾が無いので木目の美しさが際立ちます。広大なハンガースペースを有しており、豊富な収納力も魅力です。

G-PLANダニッシュシリーズと同時期の1962年に発表された、Richard Young(リチャード・ヤング)デザインのGroup3(グループスリー)シリーズ。ダニッシュシリーズが大きめな間取り用の設計だったのに対し、比較的小さな間取り用に設計されました。巨匠イブ・コフォード・ラーセンを迎えた62年の作品ということもあり、いち早くチーク材を取り入れブラジリアシリーズやフレスコシリーズに先んじてデンマークデザインを体現しました。販売期間が短かったため希少性が高く、G-PLANの支持者の間では隠れた名シリーズとして知られています。

ジープラン G-PLAN
1898年創業の英国ハイ・ウィカムという町の「Ebenezer Gomme(エベネゼル・グーム)」社により 1952年に打ち出された家具ブランドです。1950年代の北欧家具ブームをイギリスで最初に取り込み1960年台にはロンドンの都市生活者の象徴と言われるほどの人気を集めました。「G」とはグーム社の頭文字、「PLAN」とはプランニング=「ライフスタイルを計画する」という商品コンセプトは単品はもちろんのこと、少しずつ買い揃えることによりトータルにモダンな部屋づくりが楽しめるという、当時としては画期的な発想でした。1987年には会社が売却され、紆余曲折を経てイングランド西部にある「G Plan Upholstery」がソファ類を、スコットランドにある「G Plan Cabinets」がキャビネットの製造を続けています。

リチャード・ヤング Richard Young
1930年に生まれ、Ron Carter(ロン・センター)の元でRCAで学んだでいました。1950年代から1970年代後半まで英国の現代家具の最大のメーカーであったG-PLANでデザイナーを務めました。彼はG-PLANの多くの範囲を設計したことが知られています。代表作はハンス・ウェグナーの影響を受けた3脚のダイニングチェアとマッチングテーブルです。

チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。

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