「エミール・ガレ サイドテーブル」を買取させていただきました

エミール・ガレ サイドテーブル
フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家エミール・ガレ(Emile Galle)によるサイドテーブルです。ガラスと陶器の世界に現れた新進デザイナー、ガレは、ガラスの台座に使う木材を選ぶうちに銘木の質感に魅了されていき、家具分野への進出を決めました。ガラス作品と同様、自然界にインスピレーションを求めることで造形の革新が果たせると訴え、動植物を観察してその形態をデザインにしました。
イタリア伝統工芸の木象嵌マーケタリーが天板に施されたオーセンティックなデザインと技巧をこらしたディテール。花のフォルムをシンプルにデフォルメしたかのような天板に花模様が描かれています。アール・ヌーヴォーが生んだ天才芸術家の作品をこの機会にどうぞご検討下さい。
**シャルル・マルタン・エミール・ガレ / Charles Martin Emile Galle (1846-1904)**
19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したアール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家。少年時代から文学、哲学、歴史、植物学に秀でた成績を修め、その後ドイツに留学し、鉱物学、建築学、装飾美術を学ぶ。40才の時、ナンシーに留学で来ていた日本人の高島得三と出会い、日本人がどのように自然と暮らし、自然を愛して生活をしているかを知る。その後、植物や昆虫等の自然の造形や日本美術とガラスを結びつける事によって、これまでにない斬新な作品を生み出していった。ガラス以外にも陶器・家具のデザイナー、アート・ディレクター、企業経営者も手がける。こうしてガレが創出したガラス製法や、草木や樹木、昆虫をイメージしたデザインは様々な国で再製し「ガレ風」として生産され、今でも人気は衰えること無く愛され続けています。
**マーケタリー**
薄い木をパズルのように組み合わせ、木の持つ風合い・色合い・木目を生かしながら、自然の色の濃淡で光と影を表現していく木で出来た絵画のことを いいます。とても繊細な装飾で、ヨーロッパでは昔から家具や楽器の装飾(象嵌)として親しまれてきました。
**アールヌーボー(アールヌーヴォー) / art nouveau**
この時代まで芸術のモチーフには使われなかった昆虫や爬虫類など自然のモチーフを使うことが流行しました。浮世絵など日本からやってきた日本美術の影響を受け古典的な芸術から脱皮して新しい美の革新を求めたのがアールヌーボーです。

買取させていただいたお品はこちらで販売しております
イズヤリサイクルではグループ全体で買取から販売まで一括で行うことにより、「エミール・ガレ サイドテーブル」のより高額な査定と、「エミール・ガレ サイドテーブル」のよりお安い商品の提供を行っております。「エミール・ガレ サイドテーブル」を売るのも買うのもイズヤリサイクルへお任せください。