「ノール Knoll / USA エーロ・サーリネン Eero Saarinen (1910-1961) / Finland Knoll Tulip Chair」を買取させていただきました
ノール Knoll / USA エーロ・サーリネン Eero Saarinen (1910-1961) / Finland Knoll Tulip Chair
マルセル・ブロイヤー、ハリー・ベルトイヤーなど
世界的に有名なデザイナーや家具メーカーと共同開発した製品を
販売しているアメリカのKnoll社より
エーロサーリネンデザイン チューリップチェアです。
背面からアームへの流麗なディテール、
ふんわりと包み込まれるような安定感のあるフォルム。
その綺麗なフォルムから花びらを連想させる背面の
曲線で、チューリップチェアと名づけられました。
当時のプラスチック技術では、一種類の材料で成型されており
しかも一つの形態を持った椅子を作る事は出来ませんでした。
この椅子を特徴付けている美しい脚はペデストル・フォームと呼ばれるもので、
一本脚だけで支えるという強度に優れた構造になっています。
サーリネンはペデストル・グループシリーズで椅子だけでなく
テーブルにも好んで採用しおり、家中のごった返した脚を整頓する
という目標を達成しました。
■Eero Saarinenエーロ・サーリネン
1910年フィンランド生まれ。1923年家族でアメリカへ移住。
父は建築家のエリエル・サーリネン。
イェール大学で建築を学ぶ。父の建築事務所で働きながら、クランブルック美術アカデミーで教鞭を執る。
同校の研究員だった同僚のチャールズ・イームズと共に1940年に共同で「オーガニックチェア」を発表。
ニューヨーク・ケネディー空港TWAターミナルを設計したりと、
アメリカのミッドセンチュリー期における重要な役割をはたしたデザイナーの一人である。
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