Superstudio Quaderna(クアデルナ)テーブル

zanotta社
Superstudio1970年デザインQuaderna(クアデルナ)テーブル
時代は、68年のパリ・5月革命(学費値上げ反対等から始まった大規模な学生運動、
労働者も巻き込み、ド・ゴール大統領退陣という結果を生む)の前後。
日本を始め各国で同様の動きが発生し、建築やデザインのみならず
社会的に大きなうねりが生まれていた頃です。
その68年、建築が人類前進のための強力な力である、という'あり得ないほど楽観的な'
考えを捨てたSuperstudioは、モダンな都市計画をばかにするかのように、
白地に黒いグリッドで都市や自然を覆う作品を発表します。
70年に発表された「Quaderna」はイタリア語で「四人の組/四つ組」を意味します。
直線のみで構成された一体型のフォルム、シンプルを極めたデザイン。
全体に白地に黒のグリッドが施されており、すっきりした装飾として
このグリッドを読むこともできすが、ロンドンのデザインミュージアムによると
「政治への幻滅を機能的に解説している」となるようです。
作品に込められた様々な思いと深い意味を持つこのテーブル。
解読し難いデザインとシンプルな造形とのコントラストが
とても魅力的で斬新な印象を受けます。

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