FLORENCE KNOLL / フローレンスノール : 買取り対象商品のご紹介
FLORENCE KNOLL / フローレンスノールについて
1917年-
アメリカ
アメリカを代表する家具メーカーKnoll(ノール)社において、数多くの傑作を残したFlorence Knoll(フローレンス・ノール)。女性デザイナーならではのエレガントさやラグジュアリーさといった魅力は、見る人の心を魅了してやまない。世界的に有名なハイクラスブランドGUCCI(グッチ)の元クリエイティブ・ディレクターとして知られているTom Ford(トム・フォード)も、Florence Knoll(フローレンス・ノール)のデザインを支持するファンの一人であると言われている。
Florence Knoll(フローレンス・ノール)は、1917年にアメリカ・ミシガン州に生まれた。結婚前の名前は、Florence Schust(フローレンス・シュスト)、「Shu(シュー)」というニックネームで呼ばれていたようだ。12歳の時に建築家Gottlieb Eliel Saarinen(エリエル・サーリネン)の養女として迎えられ、義兄Eero Saarinen(エーロ・サーリネン)と共に、建築や美術に関する教育を受けた。クランブルック美術アカデミー、アーマー工科大学(後のイリノイ工科大学)での学びを経て、Walter Adolph Georg Gropius(ヴァルター・グロピウス)やMarcel Lajos Breuer(マルセル・ブロイヤー)ら有名建築家・デザイナーのもと、建築家としての経験を積んでいった。同時期にはドイツ人のインテリアデザイナー・Hans Knoll(ハンス・ノール)と出逢い、この頃からビジネスパートナーとしてKnoll(ノール)社のデザイン部門を担うようになった。後に2人は結婚、“デザイナーFlorence Knoll(フローレンス・ノール)”が誕生した。
Florence Knoll(フローレンス・ノール)の代表作といえば、ノール・プランニング・ユニットではないだろうか。モダンデザインの家具をオフィスに導入するこの新スタイルは、まさに“建築と家具の融合”であった。「インターナショナルスタイルの建築に、モダンな空間を」というポリシーのもと、アメリカの第41代副大統領Nelson Aldrich Rockefeller(ネルソン・ロックフェラー)のオフィスや『Look Magazine』の本社オフィス等を手がけ、次々に成功を収めた。「聡明なインテリア・プランとは、単に家具でスペースを埋めるという以上のものであり、それは生活の根本を刺激し、習慣を変えてしまうものなのである」という彼女の名言は、ノール・プランニング・ユニットの概念そのものを指し示すのではないだろうか?
Knoll(ノール)社全盛の最中、1955年に夫Hans Knoll(ハンス・ノール)は事故死。Florence Knoll(フローレンス・ノール)は後にKnoll(ノール)社の社長の7年間就任した。1968年には同社を退くが、現在もなお、彼女はアメリカ・フロリダ州で独自にデザイン活動を続けているという。
フェミニンでエレガントな美しいデザインに、建築の要素を上手く取り入れた画期的な設計。単なる“デザイナー”の域を超えた彼女の多彩な活動は、決して止まることを知らない。





