Eileen Gray / アイリーングレイ : 買取り対象商品のご紹介

Eileen Gray / アイリーングレイについて

1878-1976 アイルランド  Eileen Gray(アイリーン・グレイ)は、1878年にアイルランドで生まれたデザイナー兼建築家である。芸術一家の生まれとあって、幼い頃から芸術の世界に親しんできた彼女。ロンドンやパリで芸術を学び、やがてパリで日本の工芸家篠原精造との出会いを果たす。篠原精造のもと、日本の優れた漆技術を学んだEileen Gray(アイリーン・グレイ)は、漆を用いたパリ工芸品やインテリア家具、インテリアアクセサリーといった幅広いアイテムを多数リリース。当時のヨーロッパにおいて、東洋の漆技術を駆使したアイテムは非常に画期的な存在であったと言われている。  インテリアデザイナーとして順調に歩んできた彼女は、1922年には自身のインテリアショップをオープンさせ、さらに1924年には建築をも手がけるようになった。とりわけ、彼女が建築とインテリアの両方を手がけた“E1027ハウス”は建築家Eileen Gray(アイリーン・グレイ)の名を世に知らしめた建築作品として名高い。Le Corbusier(ル・コルビュジェ)の思想「近代建築の5原則(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)」を忠実に再現した彼女の作品は、Le Corbusier(ル・コルビュジェ)本人をも唸らせるほどの見事な作品であった。中でも、この時に採用されたスチールパイプ製の家具は当時としては非常に斬新なアイディアであり、最先端の建築資材で製作された家具は、後の家具業界に多大な影響を与えたとされている。Eileen Gray(アイリーン・グレイ)の才能は高く評価され、彼女はパリ万国博覧会の際、Le Corbusier(ル・コルビュジェ)のパートナーとして選ばれている。  Eileen Gray(アイリーン・グレイ)が手がけた家具として代表的なものといえば、総革張りにスチールフレームがラグジュアリーな雰囲気をかもし出す“Bibendum(ビエンダム)”や、メープルウッドとメタルジョイントのコントラストが美しい“Transat(トランザット)”、そして高度なデザイン性と確かな機能美を兼ね備えた“E1027サイドテーブル”等がある。特に、“E1027サイドテーブル”はニューヨーク近代美術館の永久コレクションにも収められており、数あるEileen Gray(アイリーン・グレイ)の作品の中でも最高傑作と称されているアイテムである。  東洋の優れた漆技術やスチール素材の採用等、常にヨーロッパ家具業界の先駆け的存在として時代をリードし続けてきたEileen Gray(アイリーン・グレイ)。彼女が手がけた名作の数々は、時代を超えて今も尚、色あせることなく世界中から広く愛され続けている。

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